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May 25, 2026
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K-トレッキングの台頭:ソウルでのアーバンハイキングとマッコリ文化

K-トレッキングの台頭:ソウルでのアーバンハイキングとマッコリ文化

最近のSNSを見ていると、スタイリッシュなウェアに身を包み、山の頂上でポーズを決める韓国の若者たちの姿をよく見かけませんか? 今、韓国の20代〜30代の間では、単なる運動を超えた「K-トレッキング」という新しいライフスタイルが定着しています。

韓国、特にソウルでのハイキングは、日本での本格的な登山とは少し趣が異なります。ソウルは都市のすぐそばに山があるため、地下鉄でフラッと登山口に行き、2時間ほど汗を流した後、ランチの前にはおしゃれなカフェに戻ってくることができるのです。山頂から見下ろす、伝統的な古宮と近代的な高層ビルが混在する景色はまさに圧巻です。このようなアクセスの良さが、若者たちが週末の夜をクラブで過ごす代わりに、朝から山に向かう理由となっています。

なぜ韓国ならではの体験なのか? マッコリとチヂミの文化

日本のハイキングでは、山頂でお弁当や行動食を食べることが多いですが、韓国のハイキングの最大の醍醐味は「下山後の食事(ハサンプード)」にあります。有名な山の麓には、必ずと言っていいほど昔ながらの食堂が立ち並んでいます。

そこで絶対に外せないのが、「マッコリ」と「パジョン(ネギチヂミ)」の組み合わせです。急な階段を登って疲れた身体に、カリッと油で焼かれた香ばしいチヂミと、冷たくて微炭酸のマッコリが染み渡る感覚は、一度体験すると病みつきになります。低いテーブルを囲み、真鍮の器で乾杯しながら友人たちと賑やかに語り合う時間は、単なる食事を超えた韓国特有の「情」を感じられる最高の体験です。

実践的なヒント / 体験方法:仁王山などの初心者向けコース

ソウルでK-トレッキングを手軽に体験したいなら、仁王山(インワンサン)が断然おすすめです。ソウルの中心部、景福宮のすぐ隣に位置しており、初心者でも往復1時間半〜2時間程度で登ることができる人気のコースです。

漢陽都城の城郭に沿って歩くこのコースは、歩くたびに歴史の息吹を感じることができます。城郭の向こうに広がるソウルのパノラマビューは絶好の写真スポットです。

仁王山でK-トレッキングを100%楽しむためのステップをご紹介します。

  1. 週末の午前中、独立門駅または景福宮駅からスタートします。
  2. 城郭沿いの道をゆっくり登ります。急な階段もあるので無理せず自分のペースで。
  3. 頂上に着いたら、ソウルの美しい景色を背景に記念撮影!
  4. 西村(ソチョン)方面へ下山し、おしゃれなカフェの誘惑を振り切って伝統的な居酒屋へ。海鮮パジョンと地元のマッコリを注文し、登山の疲れを癒やしましょう。マッコリは注ぐ前に軽く混ぜるのをお忘れなく!

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