2026年ソウルのカフェトレンド!抹茶の次は「ウベ(紅芋)」スイーツが席巻中

2026年にソウル旅行でカフェ巡りをする予定なら、あることにすぐ気づくはずです。それは、ショーケースの中が「紫色」に染まっていること。これまで韓国のカフェといえば抹茶やイチゴが定番でしたが、今の主役は間違いなく「ウベ(紅芋)」です。SNSを開けば、鮮やかな紫色のスイーツやドリンクを見ない日はありません。
なぜ今、韓国でこのトロピカルな芋がこれほどブームになっているのでしょうか?実は日本の抹茶ブームとは少し違う、韓国ならではの理由があります。今回は、今一番ホットなソウルのカフェトレンドを深掘りしてみます。
「ヘルシープレジャー」がブームの火付け役
韓国でウベが流行しているのは、単に「インスタ映え」するからだけではありません。背景にあるのは、韓国の若者の間で定着している「ヘルシープレジャー(Healthy Pleasure)」という考え方です。これは「健康管理も楽しく、美味しく」というトレンドです。
ウベはカフェインフリーなので、コーヒーや抹茶の代わりとして選ばれています。さらに、あの鮮やかな紫色は人工着色料ではなく、抗酸化作用のあるアントシアニンによる自然な色合い。韓国のカフェブランドはこれを「カラーセラピー」として打ち出し、健康志向のZ世代の心を掴んでいます。味はサツマイモに似ていますが、バニラやピスタチオのような風味があり、ミルクとの相性が抜群です。
どこで食べられる?韓国の「ビッグ3」チェーン
わざわざ隠れ家カフェを探さなくても、韓国の主要チェーン店に行けばすぐにウベスイーツを楽しめます。
まずはスターバックスコリア。最近発売された「ウベ・バスクチーズケーキ」が大きな話題になりました。表面はしっかり焦げ目がついていますが、中はしっとりとした鮮やかな紫色。甘すぎず、アイスアメリカーノと最高の組み合わせです。
次に、ケーキが美味しいことで有名なA Twosome Place(トゥーサムプレイス)。「スクープアブル・ウベ・アバク」という、ウベガナッシュとマスカルポーネクリーム、ブラッククッキーを重ねたスコップケーキが登場しています。暑くなる5月には、ソフトクリームがのったウベシェイクもおすすめです。
そして、ドーナツブームの牽引役であるCafe Knotted(カフェ・ノーティッド)。「ウベ・ミルキークリームドーナツ」はもちろん、ドバイチョコレートのサクサク感(カダイフ)とウベを融合させた「ウベ・ドバイ・パープルドーナツ」という、トレンド掛け合わせのハイブリッド商品まで登場しています。
望遠洞(マンウォンドン)で味わう本格派
よりこだわりの味を求めるなら、ソウルのカフェ激戦区、望遠洞や延南洞(ヨンナムドン)へ向かいましょう。
望遠洞にあるNAME iS MAVINは、ウベ好きにはたまらないお店です。人工シロップを使わない本格的なウベラテや、ウベバナナケーキが絶品です。また、鍾路(チョンノ)にあるジェラート専門店Rogelatoでは、素材の甘さを活かしたウベジェラートが人気を集めています。
このエリアを歩くときは、屋台のスイーツにも注目してみてください。最近では、韓国の伝統的なねじりドーナツ「クァベギ」の中に、フィリピン風のウベジャム(ウベハラヤ)をたっぷり詰めたフュージョンスナックも登場しています。
「パープル×グリーン」の美しい層
韓国のカフェは視覚的なアレンジがとても得意です。最近のTikTokでよく見かけるのが、ウベと抹茶を組み合わせたドリンク。鮮やかな紫色のウベの上に、濃い緑色の抹茶を重ねた「クリームウベ抹茶ラテ」は、色のコントラストが美しいだけでなく、抹茶の苦味とウベの甘みが絶妙にマッチします。